イベント報告
★TOU・NOU体験報告★ 金さんのキムチづくり教室 2013.10.16(水)
「つんの~で波佐見 TOU・NOUの里」
10月12日(土)、16日(水)の2日間、
『金さんのキムチづくり教室』 が行われました。
講師は 薬膳韓国料理「おんや」の 金恩亨(キム ウンヒョン)さん。
本場韓国の白菜キムチの作り方を伝授していただきました。
韓国では、家庭にキムチが欠かせません。
日本でも昔からごはんのお供に漬物は欠かせませんが、
最近は食卓の変化で、簡単な浅漬けが多くなってきています。
しかし、韓国では 「一家に一台キムチ冷蔵庫」、「嫁入り道具」、「三種の神器」 なのだそうです!!
その中でも、白菜キムチは難しいとのこと。
白菜を1/4の大きさのまま漬けるので、塩漬けの段階から本漬けまで、均等に漬けるのが大変なんですね~。
韓国ではキムチ教室というと、2日がかり泊まり込みで行います。
白菜を塩漬けして、一晩寝かせるため。
今回の教室は2時間ほどしかないため、塩漬けは金さんが前日から仕込んでくれました。
というわけで、みなさんは、キムチの素を作るところから。。。
まずは、野菜の下ごしらえ。
みなさん、手際のいいこと\(◎o◎)/!
分担して、あっという間に野菜が切り刻まれていきます。さすがです☆
あまりに、手際が良すぎて、どんどん進みすぎてしまい。。。。
唐辛子と野菜を先に混ぜ合わせてしまいました。。。。(^_^;)
野菜から水分が出てしまうので、 野菜は最後 に混ぜるのだそう。
金さんの厳しくも温かいお叱りを受けながらも、
「失敗は成功の素」、家で作るときには絶対失敗しないからよかったね♪
ということで、良い教訓になったようです。
本当は、唐辛子やすりおろした野菜のしぼり汁、砂糖などを先に混ぜ合わせます。
辛そうっっ!!!
でも、梨の汁やエビの塩辛など、甘みやうま味も入ってますので、
これだけ味見をしている方もいらっしゃいました。
切った野菜も混ぜ合わせ、いよいよ白菜の本漬けです。
まずは、金さんのお手本。
「今度は間違わないように、ちゃんと見ててよ~(笑)」
白菜の葉の間、一枚一枚にキムチの素をまんべんなく塗り込みます。
「(キムチの素は)多ければいいってもんじゃないからね~余ったら持って帰っていいからね~」
何でも適量がいいのです。
一番外側の葉でくるめば、できあがり!!
参加者の皆さんも、一枚一枚丁寧に。。。。
美味しそうですね~!!
すぐに白ごはんと一緒に食べたい!!ところですが、一日は我慢して下さい。
一日経つと、白菜に味が馴染んできます。
あとはお好みで、時間を置いて、そのまま食べるもよし、料理に使うもよし。
でも、やっぱり食べたい!との思いを汲んで、
お昼ごはんには金さんの薬膳料理をいただきました。
百笑会さんの無農薬カブのキムチや、もやしのナムル、卵焼きなど、体にやさしいお食事。
金さんは、体によい韓国料理を作っていらっしゃいます。
材料にもこだわり、無農薬野菜はもちろん、化学調味料は使いません。
一物全体。野菜は皮ごと使いましょう。
そんなお話も交えながらの、キムチづくり教室。
「楽しかった。」
「家でも作ってみます。」
「また、参加したいです!」
とのお声をたくさんいただきました。
参加者の皆さん、金さん、ありがとうございました。